ジップエア、国際線で和牛を販売 検疫手続きを代行
日本航空傘下の格安航空会社「ジップエア トーキョー」(千葉県成田市)は31日、成田から米国とシンガポールへ向かう便の搭乗客を対象に、土産物として最高級の和牛を販売するサービスを始めた。海外に食肉を持ち出す際の複雑な検疫手続きを、貨物会社などが代行。外国人観光客らが簡単に国外へ持ち出せるようにした。 搭乗前にジップエアの公式サイトから購入すると、冷凍で商品が搭乗便に積み込まれ、到着地で手荷物として受け取れる。和牛は鹿児島県産A5ランク。それぞれの国で同等の商品を購入する場合と比べ、価格は流通コストの転嫁がないため2~3割程度安いという。