TSMC熊本工場の運営子会社、地域住民らと交流イベント…水処理を説明するブースや台湾料理の屋台も
台湾積体電路製造(TSMC)熊本工場の運営子会社JASMは16日、熊本県菊陽町で地域交流イベント「JASMスマイルデー」を開いた。地域貢献活動の一環で、菊陽町や大津町、合志市の住民や従業員の家族ら約5000人が訪れた。 【動画】台湾・TSMCが進出、巨大半導体工場と町の変化
JASMやTSMCについて知ってもらおうと、初めて開催。半導体製造の過程や工場の水処理の方法などを説明するブースを設け、敷地内を見学するバスツアーなども実施した。運営にはJASM社員の一部がボランティアとして参加し、住民との交流を深めた。
会場では、台湾料理の屋台なども出店。ステージではヒーローショーなども行われ、家族連れや台湾から移住したJASM関係者らでにぎわった。
JASMは年内にも量産を始める予定だ。堀田祐一社長は「地域の方のこれまでのサポートに感謝している。今後も顔の見えるコミュニケーションを積み重ねていきたい」と述べた。