WSの流れを変えた“疑惑の判定” ジャッジの打席で見逃された2球に米怒り「ヤ軍に有利」
ド軍は0-5から5回に一挙5点…6回にスタントンに勝ち越し犠飛を浴びた
【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク) 球審の判定が勝負を分けることになるかもしれない。ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でヤンキースとのワールドシリーズ第5戦を戦った。0-5から5回に5点を返したものの、6回に四死球と犠飛で勝ち越しを許した。しかし、四球の判定を巡り、疑問の声が噴出している。 【実際のコース】4球目と8球目はストライクだった? ジャッジの打席で“誤審”「ありえない」 ヤンキースは6回先頭のフアン・ソト外野手が四球で出塁。続くアーロン・ジャッジ外野手は3球で追い込まれたものの、粘って8球目で出塁。その後1死一、三塁となり、ジャンカルロ・スタントン外野手が中堅へ勝ち越し犠飛。ヒット0本で勝ち越しに成功した。 問題に挙げられたのが、ジャッジの打席だ。地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「アーロン・ジャッジへの4球目と8球目は三振と判定されてもおかしくなかった。特に4球目は、ウィル・スミスのフレーミングの影響もあるかもしれない。しかし、どちらもストライクと判定されなかった。ヤンキースは無死一、二塁のチャンスを迎えている。ドジャースにとっては残酷だ」と綴り、ジャッジの打席でのストライクゾーンの画像も添えて投稿した。 さらに、ドジャース専門ポッドキャスト「インサイド・ザ・ラビーン」で司会を務め、米スポーツ局「ESPN」の番組にも出演するブレイク・ハリス氏もストライクゾーンの画像を掲載し、「本来ならストライク3とされるべきだった球が判定されず、ヤンキースが得点した」と怒りを見せた。 SNS上では球審の判定に対して同じく憤りを見せる声が続出。「ロボット審判の導入を」「ヤンキースに有利な判定ばかり」「ありえない。(誤審がなければ)彼らは得点できなかった」「ストライクを5球も投げたのに、四球になった」「球審は仕事ができない!」と嘆いている。
Full-Count編集部