【MLB】佐々木朗希の争奪戦は同地区ライバル2球団の一騎打ちか 「どちらかのチームに行くと思う」と米記者
日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャーリーグに挑戦することが正式に発表されている佐々木朗希は、その動向が大きな注目を集めている。依然としてドジャースが移籍先の大本命に挙げられており、ドジャースはブレイク・スネルと5年契約で合意したあとも、変わらず佐々木に関心を持ち続けているとみられる。しかし、ドジャースと同じナ・リーグ西地区に所属するライバル球団が「待った」をかけようとしているようだ。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ 佐々木は12月に行われるウィンター・ミーティングのあと、正式にポスティング公示されるとみられており、実際にメジャーリーグの球団と契約するのは2025年度の契約ピリオドが開始される1月15日以降となる。いわゆる「25歳ルール」の対象となり、マイナー契約しか結べないほか、契約金にも制限があるため、全30球団に獲得のチャンスがあると言われている。しかし、実際には同地区2球団の一騎打ちになる可能性が高いようだ。 日本時間11月28日、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者はスネルの獲得に成功したドジャースが依然として佐々木の獲得に興味を示していることを報道。しかし、佐々木と契約する「真のチャンス」があるのはドジャースだけではないという。ヘイマン記者は佐々木争奪戦におけるドジャースの有力な対抗馬としてパドレスの名前を挙げた。 ヘイマン記者はパドレスについて「ドジャースを除けば、佐々木を獲得できる可能性が最も高いチームだと思う」とコメント。「全球団が佐々木の獲得を狙っているが、最終的にはこの2チームのどちらかに落ち着くことになると思う」と述べ、佐々木争奪戦がドジャースとパドレスの一騎打ちになることを予想した。 なお、米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者は各球団の幹部から聞いた話として「ドジャースとパドレスが最有力候補」と伝えている。果たして佐々木争奪戦は予想通りの展開になるのか。それとも意外なチームが獲得に成功するのか。大注目の争奪戦はまもなく幕を開ける。