ガソリン価格19日以降値上がりへ…スタンドでは駆け込み需要も 来月以降もさらに上がる見込み
ABS秋田放送
ガソリンが、19日以降、値上がりします。 政府が石油元売り各社に支給している補助金が縮小するためで、レギュラーガソリンが1リットルあたり5円以上、上がります。 来月以降もさらに値が上がる見込みです。 秋田市八橋のガソリンスタンドには、値上げ前の駆け込みで、多くのドライバーが訪れていました。 給油待ちの行列ができるほどです。 18日に発表された、16日月曜日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、前の週から10銭下がり、1リットルあたり172円10銭。 政府が石油元売り各社に支給している補助金の影響で、去年の10月以降、ガソリン価格は小幅な動きが続いていました。 しかし、この「補助金」が、19日以降、縮小されます。 レギュラーガソリン1リットルあたりでは5円以上、上がる見込みです。 灯油も同じく値が上がります。 ガソリンスタンドでは、19日以降、給油を控える動きが出るのではないかと懸念しています。 カーピット八橋 工藤雄平マネージャー 「買い控え等お客様の心理としては起きてしまうのはしょうがないのかなという風には思ってるんですけれども、ガス欠だとかそういうことは起こさないためにも、極端な買い控えとかは控えていただければなと思っております」 また、政府の補助金は、来月16日、さらに縮小されます。 その際もまた5円程度上がる見込みです。 スタンドによって異なるものの、県内では、早速19日から店頭価格を変更するところもあり、すべての油種が順次5円から7円程度上がる予定です。