日本ハム・斎藤友がプロ初S CSで抑え候補に浮上 新庄監督「考えていますよ」移籍後初観戦の長男に勇姿見せた
「楽天2-3日本ハム」(5日、楽天モバイルパーク) 日本ハムは同点の八回、清宮が2試合連続となる15号右越え決勝ソロ。CSをにらんで先発要員3人をつぎ込んだ一戦に勝利した。4番手・金村が7勝目。九回を締めた斎藤友がプロ初セーブを挙げた。 【写真】マジ爆笑のベンチ お立ち台で絶叫の斎藤友 水谷もたまらず 初めて立つセーブシチュエーションでのマウンド。斎藤友は無死から安田に一塁線を破る二塁打でピンチとなったが、最速159キロの直球を武器に後続をねじ伏せた。「セーブシチュエーションでいくのは始めてだったのですごい気持ち良かったです」と初セーブを噛みしめた。 新庄監督は「1点差で、ファーストはボールを取ってあげないとかわいそうですね」と二塁打としてしまった一塁・マルティネスの守備に苦言。後続を断った斎藤友に「よく抑えてくれました」と評価した。 これで13試合連続無失点。CSでの守護神起用にも「考えていますよ。真っ直ぐでファウルが取れているから。面白いかなって。山本(拓)くん、正義くん、河野くん。場面場面で、誰が行っても信頼して出すんで。準備はしておいて欲しいです」と明言した。 この日は斎藤友の7歳の長男・暖(だん)君が、日本ハム移籍後初観戦していた。今季初登板だった5月1日の西武戦(ベルーナ)ではサヨナラ本塁打を被弾。テレビで見ていた暖君は号泣したという。「ずっと泣いていて。それからずっと『負けるなよー』と言われていて、『絶対勝てよ』ってきょうも言われて来たので。『やったぞ』って書いておいてください」と胸を張った。