川畑泰史&兵動大樹が同期コラボ「この先10年プロジェクト」始動舞台を発表「まだまだ成長するで」
吉本新喜劇の川畑泰史と、漫才コンビ「矢野・兵動」の兵動大樹が25日、大阪市内で、舞台公演「この先10年プロジェクト」の第1弾「なれない」(6月14~16日=大阪・ABCホール)の発表会見を行った。 2人は吉本総合芸能学院(NSC)に1990年に入学し、ナインティナイン、宮川大輔、星田英利(旧芸名・ほっしゃん。)らと同期の間柄。芸歴30年を超え、コロナ禍も落ち着いたタイミングでもあり「10年間、面白いことをやり続けよう」と決意。年に一度の上演を続ける意向だ。 昨年に新喜劇座長を勇退して時間的に余裕ができたという川畑は「昔から『一緒に何かやりたいな』といつも社交辞令みたいに言っていましたが、やろか! と。50代半ばですが、ここから10年間、まだまだ成長するで、頑張るで」と意気込んだ。 一方、兵動は「漫才、一人しゃべり、YouTubeもやってますが、もっと新たなことを。50代だから収まるんじゃなくて、勉強を。お芝居でも笑いを取れるようになりたくて、川畑クンに相談した。芸人として負荷を掛けていきたい」と、さらに上を向いた。 現在、川畑56歳、兵動53歳だが、同世代に向けて「自分らももっと頑張れるはずと思っていただけたら」(川畑)、「おっさんのチャレンジを見て」(兵動)とエール。ゴールした10年後の未来予想図は「連ドラにバンバン出て、新喜劇にも出ているイメージ」(川畑)、「『シンふたりっ子』で」(兵動)と話し、取材陣を笑わせた。 「なれない」はダブル主演のコメディー。人出不足に悩む養豚場経営者(兵動)の元に、職業訓練生のおじさん(川畑)がやってくるストーリー。2人の初の試みとあって“慣れない”のダブルミーニングになっているという。脚本・演出は現役大学生の劇団「餓鬼の断食」の川村智基氏が手掛ける。
報知新聞社