23歳の平田憲聖、逆転で今季4勝目「地元の関西で優勝したいと思っていた」
23歳の平田憲聖が国内男子ツアーのパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ(兵庫県/有馬ロイヤルゴルフクラブ)で今季4勝目、ツアー通算6勝目を飾った。 ―地元優勝を果たした 地元の関西で優勝したいと思っていました、今週は特に優勝だけを見て入ったので、実現できて嬉しく思っています。 ―地元の方の応援 地元の応援して下さっている方が見に来てくれて、そういう方々の前で優勝したいなと思っていました。声援が力になりましたし、絶対にプラスに働いていたと思います。 ―年間4勝は石川遼選手、松山英樹選手に次ぐ3番目の年少記録 名前を残せたというのは嬉しいですが、より身が引き締まる思いです。ここからまた頑張りたいという思いが強いです。 ―石川選手からの祝福 「おめでとう」でした。遼さんから言って頂いて嬉しかったです。僕は遼さん世代で若い頃の活躍を見ていたので、祝福して頂き感慨深い気持ちになります。 ―9月に3勝を挙げた 今週も特に調子が良かったわけではないですが、その中で9月に3勝は、全体的なレベルが少し上がって、調子が悪い中でも自分のプレーをする方法や、そういう時にどういうショットが出るかが分かってきたことが、スコアメイクに繋がっていると思います。 ―2打差を追いかける立場でスタート 午前は雨風の予報だったので2打差は難しいと思っていましたが、3打差になることだけは避けようと心掛けてプレーしていました。途中まで追いかける立場だったので、ボギーを打たずにチャンスを待ちながらのラウンドでした。 ―悪天候の中でのノーボギー 雨はそんなに嫌いではないですし、悪天候になればなるほど我慢しながらの勝負になると思っています。その方が自分には合っているので、スタート前は楽観的に考えていました。その中でスコアを伸ばせたのは4日間を通してパッティングが良かったり、今日は特にティーショットをフェアウェイに置けていたのが、ノーボギーで終えられた要因だと思います。 ―リードを奪った後半 14番のバーディが振り返って見ると大きかったと思います。次も獲れて、そこで3打差をキープしてラスト3ホールに入りました。しのぎながら落とすことなく3打差のまま優勝できたので、全部の気が抜けました。 ―賞金王へ近づいた ここまで来て意識しない方がおかしいというか…。だからと言って変わることはないですし、ここからまた大きいトーナメントが続くので、勝ちを積み重ねられるように頑張りたいです。