キャプテンのファン・ダイク、いまだ補強なしの今夏の移籍市場に「何人かの選手を獲得すべきだと思う」 気になる契約延長は「何も変わることはない」
リヴァプールのキャプテンを務めるフィルジル・ファン・ダイクが、いまだ補強の無い移籍市場について言及し、アルネ・スロット新監督の印象も語った。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。 【動画|リヴァプール vs セビージャ】プレシーズンマッチ 試合ハイライト プレミアリーグ開幕まで1週間を切ったリヴァプールだが、今夏の移籍市場で新加入選手はいまだ誕生していない。現在はレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に向けて尽力しているところだ。 ファン・ダイクは11日に行われた親善試合のセビージャ戦後、インタビューに応じ今夏の移籍市場について自身の見解を示した。 「シーズンの長さに応じて何人かの選手を獲得すべきだと思うが、彼ら(首脳陣)は舞台裏で動いていると思う。クラブは我々のために正しいことをし、参加するすべてのコンペティションで戦えるような、最高のチームを編成してくれると信頼している。信頼関係を築くことが私の焦点となっている。今後、どうなるか見てみよう」 またファン・ダイクとリヴァプールの契約は2025年6月までとなっており、契約最終年を迎えている。今後の去就に注目を集めているファン・ダイクだが、契約延長交渉に関しては「現時点で何も変わることはない」と答えている。 続いて、今シーズンより就任したアルネ・スロット新監督の印象について問われると「これまで順調に進んでいる」と語ると、スロット監督の戦術を次のように説明している。 「我々はお互いにコミュニケーションを取り、戦術的なミーティングを何度も行い、何を改善できるか考えている。ビルドアップにはかなりの重点を置いており、CBの責任はより重くなっている。そして相手の状況に応じて、我々は特定のパターンを作り出そうとしており、まだ微調整が必要な段階だ」 「我々がショートパスを試み、相手がマンツーマンでプレスしてきた時は、前線へロングボールを送り、スプリントをしてセカンドボールを拾うことを考えなければならない。そういう意味では適切なバランスを見つけ出す必要がある」
SPOTV NEWS