ダウ平均終値、6日ぶり値下がりの3万9112ドル…利下げ先送りの見方強まる
【ワシントン=田中宏幸】25日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価(30種)の終値は、前日比299・05ドル安の3万9112・16ドルだった。値下がりは6営業日ぶり。
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が25日の講演で早期の利下げに否定的な見解を示し、利下げ開始時期が先送りされるとの見方が市場で強まった。個別銘柄では、ホームセンター大手ホーム・デポやスポーツ用品大手ナイキなど、消費関連銘柄の下落が目立った。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は、220・83ポイント高の1万7717・65だった。