仏で躍動する中村敬斗は三笘をも超えたのか 米紙が選ぶ《世界アタッカーTOP100》に伊東純也と堂々ランクイン
気になる森保ジャパンでの序列
現在の森保ジャパンでは2列目のポジション争いが激しくなっているが、気になるポジションの1つが左ウイングだ。ここは三笘薫が絶対的な存在となってきたが、フランスのスタッド・ランスで活躍を続けるFW中村敬斗も負けていない。 ここまでの2026ワールドカップ・アジア最終予選では中村敬斗が途中出場からインパクトを残してきたが、今季ここまでの所属クラブでのパフォーマンスをどう評価すべきだろうか。 ブライトンでプレイする三笘は指揮官ファビアン・ヒュルツェラーから一定の評価は得ているものの、得点に絡む機会があまり多くない。一方の中村は得点力を伸ばしてきており、ここまでリーグ・アンで7ゴールを記録。すでに昨季の4ゴールは超えており、見事な成長スピードだ。 面白いのが『ESPN』の発表した『現役アタッカーTOP100』なるランキングだ。これは得点に関与する力、ドリブルでボールを運ぶ力などを基に作られていて、どれだけ攻撃に影響を与えているかが評価されている。 そこで中村は62位に入っていて、同じくスタッド・ランスでプレイする先輩の伊東純也が42位にランクイン。これはあくまで今季のパフォーマンスを評価したものだが、伊東は33位に入ったパリ・サンジェルマン所属の韓国代表MFイ・ガンインに次いでアジア第2位となっている。 もちろんこのランキングが全てではないが、得点関与の部分で右の伊東、左の中村はかなり印象的だ。日本代表でもこのコンビを揃って先発させるのも有効なプランとなるだろう。 中村の場合はシャドーの位置で起用するのも面白く、2026年のワールドカップへ中村の得点力をチームに組み込まない手はない。森保ジャパンの中心となっていく可能性もあり、今季前半戦に限れば左サイドでインパクトを残しているのは三笘よりも中村の方だろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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