【全日本卓球】波乱! 張本美和/平野美宇、マッチポイントを奪いながら5回戦で敗れる
天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 1月22~28日 東京体育館 大会4日目 男女ダブルス5回戦 女子ダブルス5回戦、有力な優勝候補だった張本美和/平野美宇(木下アカデミー/木下グループ)が、麻生麗名/笹尾明日香(日本生命)にゲームオール10-12で敗れる波乱、張本/平野ペアは5回戦で姿を消した。 ●女子ダブルス5回戦 加藤亜実/小島叶愛(十六フィナンシャルグループ) 7、9、8 成本綾海/井絢乃(中国電力ライシス) 出雲美空/白山亜美(サンリツ) 8、8、4 牛嶋星羅/奥下茜里(レゾナック) 麻生麗名/笹尾明日香(日本生命) 10、10、-2、-7、10 張本美和/平野美宇(木下アカデミー/木下グループ) 佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス) 3、8、11 青木 優佳/中森帆南(中国電力ライシス) 木原美悠/長﨑美柚(木下グループ) 3、8、-8、4 吉岡桜子/永野萌衣(中央大/愛知工業大) 三村優果/山崎唯愛(サンリツ) 5、-4、-4、8、6 木村光歩/枝廣瞳(中国電力ライシス) 小塩遥菜/小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎/星槎中) 6、5、5 高東沙奈/河渕雅友(愛媛銀行) 芝田沙季/大藤沙月(ミキハウス) 8、3、5 梅村 優香/塩見真希(サンリツ)
試合後の記者会見で平野は、「最後はどんどん調子が上がってきたけど、1・2ゲーム目の出足が遅れて0-2のスタートになってしまった。ペア歴が浅いこともあって、最初からエンジンをかけられなかったことが最後の負けにつながってしまった」とコメント。麻生/笹尾はラリー戦で粘り強く相手コートにボールを運び、張本/平野のミスを誘った。 最終ゲームは8-8から張本/平野が10-8でマッチポイントを握ったが、麻生/笹尾が10-10に追いつき、ここでラリーから張本のフォアドライブが空を切る。最後は平野のチキータでのレシーブがオーバーミスとなり、4点を連取した麻生/笹尾が逆転で勝利した。 「2-0で負けていたところから、簡単に負けずに最後あそこまでいけたのは戦術転換だったり、あきらめない気持ちがあったから。そこは少し良かった部分だと思います。まだ今後の予定は決まっていないけど、もし組む機会があったら、今日の負けを糧にして良いペアになれるよう頑張っていきたい」(平野)