【パワハラ?】つい言っているかもしれない部下、後輩への一言とは?|CLASSY.
これまでは「される」イメージだったパワハラ。でもキャリアを重ねると今度は「する」立場になる可能性も…。怒鳴ったり無視したりはもちろんしないけれど、あんなこともこんなこともパワハラになるかも…。リーダー育成のプロに、考え方を聞きました。
こんなことも!?「パワハラ」かも...
以前は当たり前だったあれやこれや。また、気を遣ってこその諸々も、もしかしたら部下のやる気や尊厳を傷つけているかも…。やってしまいがちな対応に気を付けると、成果も上がるはず!
\大変そうだから、ここから私引き取るね!/ 部下に仕事を振らず自分でやってしまう、言ってもムダだろうとあきらめてしまうのは「暗黙ハラスメント」。リーダーがメンバーの仕事に手を出すと、メンバーは手を出すことも成長することもできなくなります。
\あ、ごめん、もう一回リスケしていい?/ 相手は「リーダーと話せる機会だ」と期待しているかもしれないし、期待が大きいほどリスケのショックは大きいもの。何度も繰り返せば不信感にもつながるので、自分の上司や顧客が理由であっても安易なリスケはNGです。
\お休みにごめん、返事は月曜で大丈夫です/ 週末や定時外の連絡はリフレッシュに専念したいメンバーの時間を台なしに。冒頭に「返事は月曜(明日)で大丈夫」と書いていても、新着に上司からの連絡があること自体が問題。休日は貴重。そうした心情に配慮を。
\(新入男性社員に対して)ねえねえ、○○くん!/ 雑談のときなどはいいかもしれないですが、やりとりの履歴が残るものや公の場では男女年齢問わず謙虚に“〇〇さん”で。そのほかにも、権力を誇示するような呼び方や言い回しは避けるのがベター。
\(悪気はないけど相談されたの忘れてた)…/ 部下がなんでも話しやすくするために、ちょっとした困りごとや要望を聞くようにするのは有効。ただ、せっかく聞いても忘れたら逆効果。解決がもし無理だったのであれば、無理だった理由を説明するのが大事です。 撮影/水野美隆 取材/野田春香 編集/小林麻衣子 画像/写真AC 再構成/Bravoworks,Inc. ※CLASSY.2024年10月号「東名阪で調査!「パワハラ『される』もあるけど、『する』もありうるお年頃です!」より。 ※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。