北海道「千歳アウトレットモール・レラ」 11月1日付で大規模商業施設としての営業終了 最盛期は145店
【千歳】千歳市の「千歳アウトレットモール・レラ」は11月1日、大規模商業施設としての営業を終える。テナントが減って小売店の合計面積が千平方メートルを下回ったため、施設の設置企業が大規模小売店舗立地法(大店立地法)に基づき、大規模小売店舗の同日付での廃止を北海道に届け出た。完全な閉館時期は明らかになっていないが、最盛期に145店に上った店舗数は4店となり、営業終了を見据えた動きが着々と進んでいる。 大店立地法では、面積が1千平方メートルを超える施設に対し、都道府県へ設置の届け出や、一定規模の駐車場の設置などを義務づけている。レラでは今月20日に靴小売店が閉店。小売店の面積が計444平方メートルとなったため、施設を設置する三菱UFJ信託銀行(東京)が、形式的な手続きとして廃止を届け出た。