バルセロナ指揮官フリック、ペドリにハグされた理由は……「出場したい選手は私と一緒にゴールを祝う決まりなんだ(笑)」
15日のラ・リーガ第5節、バルセロナは敵地モンティリビでのジローナ戦に4-1で快勝した。ハンジ・フリック監督は、この試合で見せたパフォーマンスと、開幕5連勝を果たしたことに満足感を表している。 バルセロナは30分、37分にFWラミン・ヤマルがゴールを決めて2点差で試合を折り返し、47分にMFダニ・オルモ、64分にMFペドリが加点。ジローナの反撃をFWクリスティアン・ストゥアニの1点だけにとどめてラ・リーガ全勝を維持している。 快進撃を続けるバルセロナだが、その立役者たるフリック監督はジローナ戦後、次のような感想を述べている。 「私たちは厳しい姿勢で練習に取り組んでいる。各試合に向けて良い準備ができているよ。一歩ずつ、一試合ずつ進んでいかなければいけないが、とにかく、このチームは勝利を求めている」 「私たちは良い時期を過ごしているが、このまま進み続けなければならない。止まることは許されないんだよ」 「今日の試合の序盤、私たちはコンパクトなチームであることを示した。良いプレーを見せて、チャンスを築き、もう1~2ゴールを決めることだってできたはずだ。私はチームが見せたプレーにとても満足している」 MFマルク・カサードの絶妙なスルーパスからチーム4点目を決めたペドリは、ゴール直後にフリック監督のもとに駆け寄り、抱擁を交わしていた。その理由を問われたドイツ人指揮官は、冗談を交えて返答している。 「試合に出場したい選手は、私とゴールを祝わなければならない決まりなんだよ(笑)」 「いやいや、彼には今日の試合でゴールを決めると予言していたんだ。だから私のもとに駆け寄り、一緒にゴールを祝ったのさ」 バルセロナの次戦は19日のチャンピオンズリーグ、モナコ戦だ。 「私たちの対戦相手はモナコだ。3日おきのプレーは簡単ではないが、とりえあえず1試合ずつ進むしかない。私たちはその一戦に期待を抱いているよ」