「時差ボケでつらいです」SNSでみられる“海外マウント”あるある
空港マウント
・本日のフライトでサンフランシスコから帰国するはずが、まさかの台風で足止めを食らうとは......参ったな ▶台風の影響で海外の空港で足止めを食らって困り果てていることを報告し、海外渡航中の自身の姿をさりげなく見せつける ・ジョン・F・ケネディ国際空港なう。出発まで少し時間があるので、ラウンジで家族としばしの休息を取っています ▶海外の空港ラウンジで休息を取っていることをSNSで投稿し、家族と海外旅行に訪れている家族ファーストな自分をアピールする ・羽田―ロンドン間の飛行時間は、ロシア上空を飛べた時代は12~13時間だったのですが、今はベーリング海を抜けて北極圏の北米側を迂回するので14~15時間もかかります。全部プーチンのせいだ...... ▶自身の仕事が国際情勢にダイレクトに影響を受けていることを垣間見せることで、グローバルなビジネスに携わっている雰囲気を醸し出す 【解説】空港に滞在している自分の姿をSNSで報告するマウンティングのことを「空港マウント」と呼ぶ。ジョン・F・ケネディ国際空港やロンドン・ヒースロー空港といった海外の空港を位置情報にひもづけて、意識の高い写真をSNSに投稿するのが典型的なパターンとされる。 「空港マウント」を展開する人の投稿には「いいね」を欲しがる承認欲求が透けている場合が多く、そのせいで周囲から失笑を買ってしまうことも少なくない。次のような例が挙げられる。 ・羽田空港国際ターミナルの混み具合を報告し、「海外に行かれる方はくれぐれもご注意ください」と注意喚起 ・「ANAダイヤモンドラウンジ」などの空港ラウンジで、知り合いと遭遇したことをうれしそうに投稿
マウンティングポリス(マウンティング研究家)