万代シテイバスセンターはカレーだけじゃない! アンテナショップ「ハチク★キッチン」、新潟市内8区の魅力発信
新潟市内8区の特産品販売や、観光情報の発信を行うアンテナショップ「ハチク★キッチン」が、新潟市中央区の万代シテイバスセンタービル2階にオープンした。12月までの毎週土、日曜限定で、市内産農産物やその加工品を手頃な価格で販売する。運営者は観光客だけでなく、市民にも各区の魅力を伝えようと意気込んでいる。 アンテナショップは、新潟市西区で写真関連の事業を手がける「モノクローム新潟」が10月中旬に開店した。モノクローム新潟代表取締役の原澤秀明さん(48)が地元で地域活性化に取り組む中、食に関心を持ったことがきっかけだ。異業種交流会で知り合った食品事業者らに協力を求め、都心部の「にいがた2km(にきろ)」と8区の連携を支援する市の補助金も活用し、開店した。 毎週、週替わりでメインの区を設定。特産の農産物の販売や、観光情報などの発信を行っている。 このほか、くろさき茶豆やル・レクチエ といった市内産農産物を入れた「カレーホットサンド」4種類、イチゴの「越後姫」を使ったソーダ3種類などを毎週販売する。市内の酒蔵の日本酒(最大6種類)を飲み比べできるコーナーも常設する。価格は飲み比べが1杯100円、飲食物は500円程度が中心だ。 原澤さんは「観光客だけでなく市民にも訪れてほしい。他の区を知り、行くきっかけになればうれしい」と期待している。 12月29日までの土、日曜の午前10時~午後6時に営業。8日休み。問い合わせはモノクローム新潟、025(267)2093。