寒い冬の朝に! バッテリーへの負担を軽減した低消費電力仕様のエンジンスターターが大活躍
寒い朝、乗り込む前に車内を暖めてくれる
遠隔操作でクルマのエンジンをワンタッチでかけられるエンジンスターター。「エンジンの始動・停止」だけではなく、「ドアロック操作」や「車内温度センサー」などの便利な機能を備えている商品も多い。 【すべての画像をチェックする】 クルマのエンジンは温まりきっていない状態で走ると故障しやすくなるため、特に寒さの厳しい季節では運転前の暖機運転は愛車のコンディション維持にも有効。 もちろんエアコンで車内を温めておくこともできる。寒さや暑さが厳しい季節に賢く利用したいアイテムのひとつだ。
消費電流は従来の10分の1以下
そんなエンジンスターターの最新作がカーメイトから登場した。バッテリーへの負担を軽減した低消費電力仕様の新型エンジンスターター「TE-L60」シリーズの2モデル(汎用モデル/プッシュスタート車専用モデル)だ。 従来では取り付け時に追加購入が必要だった部品をスターター本体に組み込んで部品数を減らすことで、ユーザーの購入コストを抑えているのも特徴。 汚れや傷を防止する専用リモコンカバーも用意している。 後付けの電装品を多く装着したクルマや低燃費機構のクルマなど、バッテリーへの負担が増加している中、消費電流を従来の10分の1以下に抑えた省電力のエンジンスターターを開発したカーメイト。 回路設計を改良することで無線通信を行わない時の待機電流を約1.2mA(同社従来比で約10分の1以下)へと大幅に抑えたのがこのモデル。 これまで車種によってはスターター本体とは別に追加購入が必要だった部品(オートライト配線や分岐配線など)が多く、工賃など初期費用が高額なのがエンジンスターターだった。 それらの部品を可能な限りスターター本体に取り込んで一体化したことで、エンジンスターター購入時の金銭的負担を軽減したのがこの商品。
見通し最大10000mの電波到達距離
建物などの障害物にも強い「LoRa(R)長距離無線通信技術※1」を採用することで、同社従来比2倍以上の通信距離を実現。 市街地のマンションなど障害物が多い環境でも電波が届きやすい。 ※1 LoRa(R)長距離無線通信技術 非搭載モデル比※2 障害物がない見通しの良い場所での当社実験にて記録した飛距離です。周囲の状況や使用環境により実際の飛距離は異なります。特に屋内からの送信や建物越えでの送信では極端に短くなります。 また、シンプルで操作性が高いアンテナ内蔵リモコンを付属し、液晶画面に表示する情報(操作メニュー、アイドリング状況・車内温度などのアンサーバック)は視認性に優れ、直感的に使いやすくなっている。 バックライト付き液晶なので夜間でも操作しやすいのも◎。 さらに、14日以上エンジン始動を行わなかった場合にはエンジンスターターの機能を停止し、待機電流を0.5mA以下にすることでバッテリーの負担をさらに軽減する「スリープモード」を搭載。 ドアロック機能にも対応(オプション)し、リモコンで遠距離からもドアロックが操作可能。 車内温度の変化に合わせて無駄なアイドリング・燃料消費を抑える「エコモード」搭載やスムーズな乗り出しをアシストするオートリスタート機能搭載(TE-L60PSXのみ)なども備えている。