チームに“激震”…まさかの理由で退団した大物助っ人(2)シーズン前に辞めた“最強打者”
今季、読売ジャイアンツでの活躍が期待されたルーグネッド・オドーアが、シーズン開幕直前にまさかの退団。球界に大きな衝撃をもたらした。ただ、これまでのプロ野球の歴史を見ても、まさかの理由で退団した助っ人外国人選手は少なくない。そこで今回は、衝撃の退団となった助っ人外国人選手を取り上げたい。
ロバート・ローズ
投打:右投右打 身長/体重:180cm/85kg 生年月日:1967年3月15日 経歴:サンディマス高 - エンゼルス 横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)での活躍は驚異的だったロバート・ローズ。しかし、千葉ロッテマリーンズではファンの期待を裏切る形になった。 ローズは、カリフォルニア・エンゼルス(現:ロサンゼルス・エンゼルス)でのプレーを経て、1993年に来日。横浜に入団した。 加入1年目からレギュラーを獲得すると、130試合出場で打率.325、19本塁打、94打点という成績を残した。 その後も打線に欠かせない存在となり、1999年には134試合に出場し、打率.369、37本塁打、153打点という異次元の成績で、打撃2冠(首位打者・打点王)とベストナインに輝いた。 ただ、年俸を巡って球団と折り合いがつかず、2000年オフに横浜を退団。2002年オフにロッテへの加入が決まり、新天地でも活躍するものと思われたが、春季キャンプ中にまさかの退団を発表した。 のちに本人は退団の理由について「野球のスピードについていけなかった」と語り、再来日から1ヶ月も経たずしてNPBを去った。
ベースボールチャンネル編集部