【MLB】ヤンキースが延長戦を制す ア・リーグ一番乗りでプレーオフ進出が決定 2022年以来2年ぶり
【ヤンキース2-1マリナーズ】延長10回@T-モバイル・パーク
日本時間9月19日、ヤンキースは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ3連戦の2戦目を迎え、延長戦の末に2対1で勝利。2022年以来2年ぶり、今季のア・リーグでは一番乗りとなるプレーオフ進出を決めた。ヤンキース4番手のルーク・ウィーバーが6勝目(3敗)、5番手のイアン・ハミルトンが今季初セーブを挙げ、マリナーズ4番手のコリン・スナイダーは4敗目(3勝)。なお、2位オリオールズが敗れたため、ヤンキースの地区優勝へのマジックナンバーは2つ減って「6」となっている。 【動画】ヤンキースのアンソニー・リゾが決勝のタイムリー二塁打を放つ ヤンキースは2回表に一死3塁のチャンスを迎え、アンソニー・リゾのタイムリーで先制。しかし、3回表二死満塁でジャズ・チザムJr.が空振り三振に倒れるなど、なかなか追加点を奪えなかった。すると、8回裏に3番手のクレイ・ホームズがジャスティン・ターナーに11号ソロを浴び、1対1の同点に。ホームズは今季13度目のセーブ失敗となり、球団ワースト記録に並んでしまった。しかし、4番手のウィーバーがマリナーズ打線を抑え、試合は同点のまま延長戦へ。10回表先頭のリゾが放ったタイムリー二塁打が決勝打となり、2対1でマリナーズを破った。 昨季は82勝80敗でア・リーグ東地区4位に沈み、プレーオフに進めなかったヤンキースだが、今季はア・リーグ一番乗りでプレーオフ進出が決定。2018年にアーロン・ブーン監督が就任したあと、7シーズンで6度目のプレーオフ進出となった。アーロン・ジャッジとフアン・ソトを中心とした打線はリーグトップの得点力を誇っており、ほぼ6人だけでローテーションを回した先発陣も充実。抑えのホームズが安定感を欠くブルペンには不安を残すものの、2009年以来15年ぶりの世界一を目指す戦いに挑む。