「自分の演技をヘラヘラした状態で見ていた」…韓国の有名俳優「睡眠薬を1100錠使用」衝撃の言動
「彼の父親名義で睡眠薬の処方箋を郵送しました。10秒ほどの診察でも睡眠麻酔を行った」 「名演技の秘訣はクスリ」…韓国・超有名俳優の薬物使用「睡眠薬1100錠」戦慄の素顔写真 6月18日にソウル中央地裁で行われた公判で、被告の主治医がこう証言した。 麻薬類管理に関する法律違反の罪に問われているのは、韓国の有名俳優ユ・アイン被告(37)だ。ユ被告は、わかっているだけでも’20年秋から薬物を過剰摂取していたという。主治医の供述からも異様な状態だったことがわかる。 「ユ被告は医師などから、181回にわたり麻酔投薬を受けていたそうです。さらに’21年5月からの約1年間で、他人名義で44回にわたり処方された睡眠薬は約1100錠。米国では友人4人らと大麻を使用したとされます」(韓国紙記者) 『FRIDAYデジタル』は昨年3月6日配信の記事で、ユ被告の犯行前後の異様な言動について詳しく報じている。再録し、韓国芸能界に蔓延する麻薬の実態を振り返りたい(内容は一部修正しています)ーー。 ◆処方された鎮静剤は4.4リットル 1年間に病院で73回にわたり処方された鎮静剤は、4.4リットル超にのぼった。 韓国の有名俳優のユ被告が、過剰な薬物投与をしていたとして警察の厳しい取り調べを受けている。食品医薬品の安全当局が、ユ被告が鎮静剤であるプロポフォールの処方を受ける頻度があまりに多いと疑問視。警察に捜査を依頼したのだ。 「依頼を受けたソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は昨年2月5日、米国から帰国したユ被告に対し仁川国際空港で捜査令状を執行した後、簡易尿検査を行いました。結果、大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノールの陽性反応が。 さらに国立科学捜査研究院が毛髪を調べると、大麻に加えプロポフォールやコカイン、ケタミンなど4種類の麻薬成分が検出されたんです。警察は、ユ被告が日常的に薬物を使用していたとみて捜査を進めていました」(韓国紙記者) ユ被告は、韓国を代表するトップ俳優だ。映画『アンティーク』やドラマ『結婚できない男』など数々の作品に出演し、青龍映画賞主演男優賞(映画『王の運命』)など多くのタイトルを受賞。日本では何度もファンミーティングを開催するなど、高い人気を誇っている。 「ユ被告は、韓国の芸術界の名門校である檀国大学校の出身です。ボクシング選手や天才ピアニスト、素行の悪い学生などさまざまな役柄を見事にこなし、韓国で最も注目される俳優の一人でしょう。最近ではNetflixのドラマ『地獄が呼んでいる』シリーズで、問題の多い宗教団体の幹部役を演じ話題となっていました」(同前) しかしユ被告は、薬物過剰投与疑惑で『地獄が呼んでいる』をシーズン2から降板。幹部役は別の俳優が代わりに演じることになった。 「使用していた薬物の種類や量の多さから、ユ被告は『韓国の田中聖(覚醒剤使用などの罪で有罪判決)』と呼ばれています。ユ被告は、以前からおかしな言動を疑問視されていました。韓国メディア『KOREA W AVE』によると、’15年7月に開かれた映画『ベテラン』の試写会で『自分の演技をヘラヘラした状態で見ていた』と発言。 共演者から『ヘラヘラ』の真意を問われ、こう答えたとされます。『大変なことを聞くんですね。名演技ができる秘訣はクスリですよ。できる限り力を抜こうと思ってね』と。他にもテレビ出演中に異様に長い話をする、汗を大量にかくなどおかしな点が多々指摘されています」(スポーツ紙芸能担当記者) 韓国の放送局『MBC』の報道では、ユ被告が通っていたソウル市内の病院の院長は、たびたび「睡眠麻酔をし過ぎではないか」「病院を移っては(問題視されるので)ダメ」と注意喚起するメールを送っていたという。警察は、当該の病院からカルテなどを押収している。 「警察による取り調べや報道を受け、ユ被告側は次のような見解を示しています。『(ユ被告は)注射などの先端恐怖症の症状があり、頻繁に鎮静麻酔剤をほしがっていたと聞いています』。所属事務所は『警察から要望があれば誠意をもって対応します』と、捜査に全面協力する意思を発表しました」(同前) ユ被告の次回公判は、7月24日に行われる予定だ。
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