落車・ケガに悩まされた48歳がダービーで勝利! タイトルホルダー小倉竜二は二次予選に備える
いわき平競輪「第78回日本選手権競輪(GI)」は1日、2日目を開催。8Rの一次予選を制した小倉竜二(48歳・徳島=77期)に話を聞いた。 町田太我マークとなった一次予選。3月武雄GIII、4月佐世保など最近はやけに連係が多く、ここも巧みに策を授け、堅実な追走で町田をノビノビ駆けさせた。 「(3月、4月で)3場所一緒ですからね。ほとんどホームとバックを取ってくれていると思う。ハイペースになったし後ろもきついだろうから、いいスピードで行けていたと思う。ただ、4角は踏み直すか(タレるか)どうかと思ったですけど、残ってくれたのでよかった」と頼れる後輩をねぎらった。 今年は3月当地の優勝を含め戦績は大きく安定している。「去年はケガが多かったですから。治りかけるとまた落車してきつかった」と話すように今年はまだ落車をしていないのが好調の要因だ。追込選手の性質上、落車がつきものだが、しのぎこらえている。3日目を休養期間にあて4日目の二次予選に備える。(netkeirin特派員)