万博跡地にサーキット場やアリーナなどのエンタメ施設?吉村知事「非日常空間でエンタメも楽しめる空間に」 民間事業者の2案を選出し秋ごろに開発事業者を公募へ
大阪・関西万博の会場・夢洲の閉幕後の跡地に、サーキット場やアリーナなどのエンタメ施設を整備する案が浮上していることがわかりました。提案した民間事業者の2案を基に活用計画を練り、秋ごろに開発事業者を募集するということです。「負の遺産」とも呼ばれた夢洲が、万博を機に転換することができるのでしょうか。
▼万博跡地にサーキット場やアリーナ・ホテルなどの整備案
大阪・関西万博の会場・夢洲の閉幕後の跡地を巡って、大阪府と大阪市は去年9月から、会場の3分の1ほどである約50ヘクタール分について、民間事業者から開発計画の提案を募集していました。関係者によりますと、民間事業者3社から提案があり、このうちエンタメ施設であるサーキット場やアリーナのほか、ホテルなどを整備する2社の案が府と市の審査会を経て選ばれたということです。また万博のシンボル「大屋根リング」を一部をモニュメントとして残す案も出ているということです。
▼吉村知事「非日常空間でエンタメも楽しめる空間に」
吉村洋文知事「非日常的な空間、観光空間、非日常的なものが生まれる空間、これが夢洲で誕生すればいいというふうに思っています 非日常空間で広い意味でのエンタメも楽しめる、万博のレガシーも受け継いだものにしていく、そういったことが重要なんだと思う」 吉村知事は「詳細はあす発表する」としていますが、大阪府と市は提案をもとに活用計画を練り、今年秋ごろから開発する民間事業者を募集する予定です。