新潟県の雪の予想 10日も“警報級の大雪”の恐れ 夕方までに多い所で山沿い35cm、平地15cm【3時間ごとの雨雪シミュレーション・10日午前11時半更新】
日本付近は冬型の気圧配置が続き、強い寒気が流れ込んでいて、山沿いを中心に平地でも引き続き大雪となる所がある見込みです。新潟地方気象台は10日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼び掛けています。 【画像を見る】10日(金)~15日(水)午後3時の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 気象台によりますと、北陸地方の上空およそ5500メートルには氷点下33度以下のこの冬一番となる強い寒気が流れ込んでいます。同じ地域で雪が降り続いた場合は警報級の大雪の可能性があるということです。 また、海上を中心に強い風が吹き、海はしけとなる所がある見込みです。大気の非常に不安定な状態も続き、局地的に積乱雲が発達する見込みです。 ■雪の予想 ▼10日午前6時~午後6時までに予想される12時間降雪量(多い所) 中越の山沿い 35センチ 上越・下越の山沿い 30センチ 上越・中越の平野と海岸 15センチ 佐渡 5センチ ▼10日午後6時~11日午前6時までに予想される12時間降雪量(多い所) 中越の山沿い 35センチ 上越・下越の山沿い 30センチ 上越・中越・下越の平地 10センチ 上越・中越・下越の海岸 5センチ 佐渡 5センチ ■波の予想 ▼10日に予想される波の高さ 下越・佐渡 6メートル 上越・中越 4メートル 気象台は、下越と佐渡では10日昼過ぎから夜遅くにかけて、高波に警戒するよう呼び掛けています。また、新潟県では10日昼前にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。また、吹雪による視程障害、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意してください。 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、10日は山沿いを中心に雪が強まる時間帯がありそうです。11日は平地では雨に、山沿いの雪も次第に収まってくる見込みで、12日は雨や雪があがる時間が多くなりそうです。 三連休最終日の13日・成人の日以降は気圧の谷などの影響で、雨や雪となる所が多く、15日からは荒れた天気となる可能性もあります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送