【悪質】パン無人販売店で料金支払わずにバッグに詰め込む人物 事件の2日後にも店主がいるタイミングに店訪れ・・・
11月10日とその2日後の12日に、熊本市にある無人販売のパン店を訪れた人物が、代金を支払わずに商品を持ち去る様子を、防犯カメラが捉えていた。店主は「店の存続が難しくなる」と悲痛な思いを語り、13日にも警察に被害届を提出するということだ。 【画像】事件の2日後も同じ服装でバッグにピザを詰める人物の姿が・・・
パンの無人販売店に訪れた1人の人物
こちらは熊本市中央区にある無人販売のパン店『宝屋パン』に設置された防犯カメラの映像。11月10日午後1時ごろ、店を訪れた1人の人物がテーブルに並べられたパンを、肩にかけた大きなバッグに入れていく。 さらに、冷凍のショーケースからも商品を手に取って、バッグに入れ…なんと、代金を支払うことなく、店を出ていった。 店では、この万引き行為を受けて防犯カメラを増設。その防犯カメラが、事件の2日後にさらに驚愕の映像をとらえた。 宝屋の黒瀬久芳代表は「外でメーカーと打ち合わせをしていて『こういうこと(万引き)があったんですよ』と話していた時、映像を見ている最中に同じ服装の人が入っていった。声をかけようと思ったが、『危ないから』と止められて…」と話す。
事件の2日後に同じ服装で同じ店に
この人物はなんと12日の夜にも同じ服装で『宝屋パン』に現れたのだ。 この日はショーケースからピザを取り出し、バッグに詰め込み、パンを眺めるなどしてまた代金を支払わずに出ていった。 1948年創業で熊本市東区に店を構える『宝屋パン』が、24時間営業で『多くの人においしいパンを食べてもらいたい』という思いから、2023年8月にオープンしたこちらの無人販売店。 パンや冷凍のピザなどおよそ80種類の商品が販売されていて、パンの代金は料金箱に入れて購入する仕組みになっている。被害額は計約3000円ということだ。 黒瀬代表は「スタッフにも『1時間おきに店舗を確認するように』と周知した矢先に、繰り返されている。こういうことが続くと、対策以前に存続が難しい」と、悲痛な思いを語った。 店は13日にも警察に被害届を提出するということだ。 (テレビ熊本)
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