女性の当選、立民が最多30人…次いで自民19人・国民6人
今回の衆院選では、女性の当選者が73人に上り、2009年衆院選の54人を上回って過去最多となった。21年の前回選(45人)から28人増えた。全当選者に占める女性の割合も15・7%と過去最高で、前回選の9・7%から6ポイント増えた。
政党別でみると、女性の当選者が最も多かったのは立憲民主党の30人で、自民党の19人、国民民主党の6人が続いた。日本維新の会、公明党、れいわ新選組は各4人、共産党は3人だった。各党の当選者に占める女性の割合では、立民が20・3%、国民が21・4%、れいわが44・4%だったのに対し、自民は9・9%にとどまった。
今回、女性は過去最多の314人が立候補した。自民は政治資金問題で比例選との重複立候補を認めなかった候補の代わりに女性を積極的に擁立したが、比例名簿の順位が低く、当選に届かない候補が多かった。