本田翼、高橋一生&橋爪功との共演で得た気づき「自分の小さな想像ではダメだなと」
役作りで工夫したことは? 「ツッコミって大変なんだと実感しました」
高橋一生が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(毎週土曜23:30~)。2023年1月期ドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』から1年後の物語が描かれる今作では、地方都市で代々続く望月煙火店(=花火店)の5代目・望月星太郎(高橋)のもとに、父・望月航(橋爪功)が前作同様、幽霊として姿を現し、さらには星太郎に弟子入りを志願するばかりか、唐突にプロポーズする謎の女性・野口ふみか(宮本茉由)も新たに登場している。 【写真】本田翼 撮り下ろしカット(全7枚) 今回、同作で水森ひかり役を演じる本田翼にインタビュー。前作で星太郎・航と一つ屋根の下で共同生活を送り、二人との関係性を深めたひかりを演じる上で意識したことや、高橋、橋爪と共演することで感じたことなどについて話を聞いた。
■緩急の付け方を工夫 ――続編が決まったときの感想を教えてください。 シーズン1からどんな話に続くのかな? というのが率直な感想でした。最後はスタジオでした(※)、という面白い終わり方をしていたので。 ※シーズン1最終回のエンディングは、スタジオの中に設営された家のセットを星太郎が立ち去るシーンで締めくくられた。 ――そのシーンが意味するものが続編で明かされるのか、はたまた明かされないのかにも注目です。続編では、前作から1年後のストーリーが描かれます。 今回、宮本茉由さん演じる野口ふみかという新しい登場人物が加わるのですが、台本を読んでいて、その新キャラクターの存在がすごく面白かったです。 ――続編ということで、役作りで新たに意識したことはありますか? ひかりちゃんと星太郎さんが一年間、一緒に暮らしたあとの話なので、距離感は意識しました。ひかりちゃんは距離感が近くなるとどういう性格になるのか。近くなると、ズバズバ言ったり、素が見えてきたりするじゃないですか? なので、最終的にたどり着いたのが、一筋縄では行かない星太郎さんのために、あえて強く言うこと。それで仲が深まったことを表現できたらなと思いました。ふみかちゃんが新たに加わったことで、ひかりちゃんがツッコミ役に回ることが増えて、緩急の付け方を工夫したのですが、鋭く行き過ぎてもダメなときもあるし、ツッコミって大変なんだと実感しました。