春の高校バレー広島県大会決勝 男子は「瀬戸内」が強豪・崇徳破り初出場 女子は「進徳女子」が全国切符
広島ニュースTSS
高校生バレーボーラーの大一番、「春の高校バレー」です。 9日、広島県の代表決定戦が行われ、全国大会に臨む男女の高校が決まりました。 9日、行われた広島県の代表決定戦。 女子は全国初出場を目指す福山市の銀河学院高校と、3年連続で全国大会出場中の進徳女子高校の対戦でした。 序盤に流れを掴んだのは銀河学院。 進徳のブロックを翻弄する畠山の一人時間差攻撃。 さらに粘りのレシーブから杉山のクロススパイクが決まるなど、一時リードを6点に広げます。 しかし進徳女子はアウトサイドヒッター・大森。 エースの得点が徐々に増え、じわりと点差を縮めていきます。 デュースまでもつれこんだ接戦でしたが、最後に制したのは進徳女子。 第1セットをものにします。 続く第2セットも連取した進徳女子は第3セット、もう一人のエースアタッカー・森田が得点を重ねるなど、銀河学院を圧倒。 最後は再び大森が決めて勝負あり。 セットカウント3対0で4年連続13回目の全国出場を決めました。 一方男子は、全国初出場を目指す瀬戸内高校と10年連続で全国出場中の崇徳高校の一戦でした。 序盤は互いに譲らない展開。 崇徳の1年生エース・伊藤が得点を決めると。 瀬戸内も攻撃の中心・中江のスパイク。 競った展開が続きます。 終盤にリードを許した瀬戸内ですが、最後は4連続ポイントで一気に逆転。 瀬戸内が第1セットを先取します。 続く第2セットも取られ、後がなくなった崇徳は第3セット、セッター・山本のブロック。 さらに岡田のブロックが決まるなど流れを取り戻し、セットカウントを2対1とします。 迎えた第4セット。 大事な場面で瀬戸内・友田がサービスエース。 再び試合の主導権を握ると。 3年生・竹島のスパイクが決まるなど、徐々に点差を広げます。 最後はエース・中江が決め、勝利を手にした瀬戸内。 崇徳高校の牙城を崩し、全国大会初出場です。 全国大会は来年1月5日から東京体育館で行われます。
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