日産株が乱高下、米での減産継続や出資者模索の報道などに反応
ブルームバーグ・インテリジェンスの吉田達生アナリストは米国での減産継続報道について、「在庫調整は痛みを伴うが積み上げてしまった在庫を減らしていく上では避けては通れない」と指摘。長期的には前向きな取り組みだと評価した。
米国への輸入関税が引き上げられると日本の完成車メーカーには打撃となるが、吉田氏は事業規模に照らして利益の絶対額が小さく米国販売におけるメキシコ製車両の割合が高い日産はその中でも最も受ける影響度が大きいとの見方を示した。
--取材協力:横山桃花、堀江政嗣.
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Nicholas Takahashi, Chris Gallagher