際どい判定でニューカッスルにホームで逆転負けのポステコグルー「キャリア最大の怒り。別の日だったら…」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、ニューカッスル・ユナイテッド戦後に怒りをあらわにした。 4日に行われたプレミアリーグ第20節でトッテナムはホームでニューカッスルと対戦。4分にドミニク・ソランケのゴールで先制したトッテナムだが、2分後に際どい判定から同点弾を許す。さらに、38分には逆転ゴールを喫したトッテナムは、ホームで1-2でニューカッスルに敗れた。 ニューカッスルのアンソニー・ゴードンが同点弾を挙げる直前には、ルーカス・ベリヴァルの蹴ったボールがジョエリントンの腕に当たったようにも見えたが、ハンドの判定はなく、ニューカッスルのゴールが認められた。VARのレビューも行われたが、オンフィールドの判定を支持する結果となり、プレミアリーグ公式の声明では「彼(ジョエリントン)の腕は体の横あって自然な位置であり、ボールの接触は予期しないものだった」と判定の理由を説明した。 しかし、これに納得できないのが敗れたトッテナムのポステコグルー監督。試合後のプレスカンファレンスでゴードンの同点弾について「明らかにハンドだったと思う。私は本当に、本当に怒っている。キャリアの中で最大の怒りだ」と話し、自身の考えを続けた。 「別の日で、平等で公平なプレーグラウンドであれば、我々はこの試合に勝っていた。我々が乗り越えなければならなかったことや我々の状況すべてを考慮すれば、あのようなパフォーマンスを見せることに対して私は選手たちに脱帽する。彼らは素晴らしかったと思う。彼らは素晴らしいパフォーマンスに対しての報いを得られることができなかった」 「我々は素晴らしかったが、それに見合う結果を手にできなかったことに私は打ちひしがれている。調子の良い本当に良い相手に我々のフットボールは素晴らしかった。勝利に値し、別の日だったら勝っていた試合だった」 また、ポステコグルー監督は判定に対しての質問にも回答した。 「君たちが私に対して何を期待しているのかを理解しているが、オフィシャルを批判することはしない。私の意見に賛同しようとか、賛同しまいとか、あれがハンドだとか、偶然だったとか、私はそのような議論に何の興味も持っていない」 「私が言っていることは、公平で平等なプレーグラウンドで論理的なプロセスが行われれば、我々はこの試合で勝利していたということだ。それだけだ。君たちは君たちのやりたいようにやればいい。私はこの件についてこれ以上何と言っていいのかわからない」