FC東京・野沢大志ブランドン、「五輪代表に合流するまでは東京の勝利だけを考える」残り試合、完封誓う
FC東京は6日、敵地・三協F柏で柏と対戦する。パリ五輪代表に選出されたGK野沢大志ブランドン(21)は、代表合流までの2試合に向け「東京の勝利だけを考えてやっていきたい」と集中。大舞台を前に完封締めを誓う守護神が、柏に立ちはだかる。 夢舞台への切符をつかんだが、野沢大は「これまで通り」を貫く。 「僕は常にFC東京の勝利だけを考えてやってきた。代表は代表で合流したときに切り替えて向き合っていきたい。その姿勢を変えずに、五輪代表に合流するまでは五輪というよりも東京の勝利だけを考えてやっていきたい」 2連続完封勝利後の前節福岡戦は0―1と敗戦。今季リーグ戦では連敗が一度もないだけに、それを継続させたいところだろう。 「ミスは恐れないで、トライし続けたいし、楽しみたい。緊張だとかプレッシャーさえも楽しみたいと思う。これをやりたいんだというプレーをどんどん出していきたいし、悔いなくプレーをしたい」 ここ数試合は1点を争う試合が続く。一瞬の隙を突きあうヒリヒリとした戦いのなかで、「GKとしては気を利かせる時間帯が必要だと思う。フィールドの雰囲気とか、状況に応じてコミュニケーションを取ったり、感じ取ったりする必要がある」と言う。 東京の勝利のために、野沢大が「GKがより堅くゴールを守ることで、チームに勢いが出る。優勝や上位進出を見据えていけば、ここから十数試合勝利が必要になる。そう思うと、前にハッキリと進めると思う。今はやってやろうという思いでいっぱいです」と言い、ゴールにカギを掛ける。
中日スポーツ