「6月、7月と段階的に日常取り戻す」 安倍首相「リスクある=実施しない」からは脱却を
安倍晋三首相は25日、記者会見し、緊急事態宣言を全国的に解除することを発表した。そして、今後は社会経済活動を再開していく必要性に言及。「社会経済活動を厳しく制限するこれまでのやり方では立ち行かなくなる。感染状況に目をこらしながら、来月、再来月と日常を段階的に取り戻していく」と主張した。 【動画】「緊急事態宣言」全面解除へ 安倍首相が会見
「あらゆる活動について感染防止対策を講じることが大前提」としながらも「リスクがあるから実施しないのではなく、これからは感染リスクをコントロールしながらどうすれば実施できるかという発想が重要だ」とも訴えた。 具体例としては、「プロ野球なども来月(6月)、まずは無観客から再開していただき段階的に観客を増やしていく。コンサートや各種のイベントについても100人程度のものから始め、感染状況をみながら1000人規模、5000人規模、さらには収容率50%へと順次拡大していく」ことなどを挙げた。