田中将斗がZERO1を夜逃げした“胸毛ニキ”八須拳太郎に「大したもんやの。あの時逃げ出したお前はもうここにはおらんかった」【PPPTOKYO】
博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「PPPTOKYO」の2024年最初の公演となる「THE New Year Glory-栄光の遊宴-」(1月9日、東京・新宿FACE)で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が初めてメインを務めた。 八須はかつて所属していた「プロレスリングZERO1」の先輩・田中将斗と対戦し、善戦するも田中の必殺技スライディングDの前に無念の3カウントを聞いた。 八須は2022年に「Breaking Down6」で勝利を挙げ一気に名を挙げるが昨年3月の「Breaking Down7.5」でアゴを骨折し、長期欠場。9月の新宿FACE公演で復帰を果たし、ZERO1時代のコーチだった日高郁人と対戦するも善戦むなしく敗戦。11月の横浜大会ではZERO1の先輩で元新日本プロレスの高岩竜一と対戦し、雪崩式のデスバレーボムを食らい撃沈。今回の相手はZERO1のエース、田中という一世一代の大勝負だった。
試合の序盤はグラウンドでのバックの取り合いや腕の取り合い。日本ブラジリアン柔術連盟の中井祐樹会長に師事する八須は田中と一歩も引かないグラウンドの攻防を展開する。スタンドでもロックアップからヘッドロック、そしてそこからグラウンドに移行するといったクラシカルな攻防も。スタンドで動きのある展開となると、田中のラリアットをかわしてショルダータックルで倒す八須。場外にエスケープした田中を追うが、場外戦では田中が一方的に八須を痛めつける。 リングに戻ると田中が左腕に集中攻撃。えぐい攻めに悲鳴を上げる八須。それでも八須はエルボーで反撃。そしてスワンダイブ式ボディープレス、ファイヤーマンズキャリーからバックフリップと逆襲。そしてバックドロップを狙うが田中はエルボーからDDTで切り返す。そしてコーナーの八須に串刺しラリアットから垂直落下式ブレーンバスターもカウントは2。
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