アイスダンス 吉田唄菜、森田真沙也組が初優勝「日本のトップだけでなく世界のトップにいられるように」
「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、東和薬品ラクタブドーム) アイスダンスのフリーダンスは吉田唄菜(21)、森田真沙也(21)組=木下アカデミー=が104・37点をマークし、21日のリズムダンスと合計176・21点で初優勝した。2位は合計168・92点で田中梓沙、西山真瑚組(オリエンタルバイオ)、3位は合計141・09点の佐々木彩乃、池田喜充組(日本大学)だった。 リズムダンスでのリードを守り切った吉田は「リズムダンスでいい演技ができていたので、今日もいい演技をしたいという緊張感があった。ミスもあったが、滑り切れてよかった」とホッとした表情を浮かべた。森田も「国内の大きな大会で1位になる目標を達成できてうれしい」と笑みをもらした。 昨年大会は「悔しい思いだった」(吉田)という3位。高橋大輔、村元哉中組、小松原美里、小松原尊組が相次いで引退。新たな王者ペアは国際大会の団体戦でも期待がかかる。吉田は「日本のトップだけでなく世界のトップにいられるように自分たちを奮い立たせたい」と宣言した。