情報収集が加速する!デスクトップ版Kindleアプリの隠れた魅力と便利な使い方
最近PCでもKindleで読書ができることを知りました。 「いつの間にパソコンでKindleが読めるようになったのだろう」と調べてみると、実は2015年にはリリースされていたようです。 情報収集が加速する!デスクトップ版Kindleアプリの隠れた魅力と便利な使い方 しかし、Mac版のアプリはかなりの低評価…。たしかに電子書籍リーダーに始まり、スマートフォンのアプリが普及していく中で、あえてPCで読もうとは思いませんよね。 でも、試しにダウンロードして使ってみたところ、情報収集を目的にするならば、かなり効率的に使えそうだと感じました。 そこで、この記事では、デスクトップ版のKindleアプリの便利な使い方やパソコンでの読書のメリットについて深掘りしていきます。
多くの情報をPCの大画面に表示できる
PCで読書する一番のメリットは、スマホやタブレットに比べて画面が大きいこと。全画面表示にすることで、より広い範囲の文章を一度に読むことができます。 Kindleでは、文字の大きさを自由に調整することができ、最小の文字サイズで表示することで、1ページあたりの情報量が大幅に増えます。 試しに、成毛眞さんの著書『39歳からのシン教養』(株式会社PHP研究所)を最小文字で表示したところ、1画面で紙の本の6~7ページ相当の文字数になりました。 本文中の見出しや太字で書かれている著者が強調したいポイントが一目で分かりやすくなります。 よって、全体を俯瞰しながらの読書が可能となります。 また、最近発売された一部の本では、文字を小さくすることで、紙の本のレイアウトのまま、4ページ分を一画面に表示することも可能です。堀江貴文さんの『堀江貴文のChatGPT大全』(株式会社幻冬舎)の冒頭部分を表示してみました。 通常の紙の本では見開き2ページが限界ですが、この4ページ分の表示機能は、図や写真がメインのページや、特定の情報を探して読むようなスタイルに適しているでしょう。 ただし、この表示に対応している本はまだあまり多くなく、レイアウトが乱れることもありました。