【速報】「外国人観光客からの徴収金」制度づくりへ意向を示す 大阪府・吉村知事 オーバーツーリズム対策で 来年4月からの運用を目指す考え
大阪府の吉村洋文知事は6日、オーバーツーリズムの予防や対策のため、外国の観光地で見られる「外国人観光客徴収金」のような制度を導入したいとする考えを示しました。 ■【動画で見る】「外国人観光客徴収金」大阪・吉村知事が導入の考え示す
■バリの「外国人観光客徴収金」のような制度を
吉村知事は6日、大阪・関西万博やカジノを含む統合型リゾート=IRで外国人観光客の増加が見込まれることなどから、インドネシアのバリ州で導入されている「外国人観光客徴収金」のような制度を導入したい意向を示しました。 金額については「宿泊税と同程度にすべき」とした上で、観光エリアの街の美化やオーバーツーリズムの予防や対策などに使いたいとしています。 【大阪府・吉村知事 6日】「外国人観光客の皆さんにも快適に過ごしていただき、地域住民の皆さんも街を美化することで、オーバーツーリズム対策することで共存を図っていくということにもつながる。一定の財源がかかるから、一定はちょっと負担をお願いしますということをやるべき」
■来月にも有識者による検討者会議
吉村知事は、来月にも有識者による検討者会議を開き、早ければ大阪・関西万博が開催される来年4月にも制度を運用したいとしています。