台風一過・大阪市内では晴れ間広がるも倒木などの爪痕
23日の近畿地方は、台風21号の影響で未明から朝にかけ強い雨風に見舞われるなどし、朝になると雨はやんだものの、各地で台風による被害が広がっており、交通機関のダイヤが乱れるなどしている。
長居公園では約30本の倒木もけが人はなし
JR西日本や私鉄各線では、同日午後になって一部列車が運行を再開するなどしているが、まだ運休している路線もあり、各駅前では心配そうに案内板を見る乗客の姿が朝から多くみられた。 THE PAGE大阪編集部には、読者から大阪市東住吉区の長居公園で撮影された倒木の写真が届いた。同公園を管理する長居パークセンターの職員に問い合わせると、22日に吹き荒れた強い風の影響で、園内の木が約30本以上倒れたという。この倒木によるけが人は現在のところ報告されていない。同園では、朝から安全のため倒木のあった場所を立ち入り禁止にし、順次復旧作業を続けていくという。 写真を送ってくれた同区内の30代女性は「(22日夜に)すごい雨の中、消防車とかのサイレンが響いていてビックリした。大和川氾濫注意のメールも来てたし、JR浅香駅(同公園から南西へ約5キロ)で大和川の水が流れ込んだニュースもみてて怖かったし。いつもは緑のある憩いの場所だけど、こういう光景をみると台風はやっぱり怖いですね」などと話していた。