国登録有形文化財に登録するよう文科相に答申 千葉県内の2つの歴史的建造物
チバテレ(千葉テレビ放送)
国の文化審議会は11月、国の登録有形文化財に、千葉市の「宮本家住宅主屋」など県内2つの建造物を登録するよう、文部科学大臣に答申しました。 国の登録有形文化財は、50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録する制度です。 登録を答申された、千葉市中央区にある「宮本家住宅主屋」は、1923年に建築された、軍馬向けの飼料を扱う旧商家の主屋で、街道沿いの当時の繁栄を伝えています。 同じく答申された、銚子市にある「旧明石家住宅石蔵」は、1877年に建築された商家の旧家財蔵で、洋風意匠を取り入れた明治期の貴重な石蔵となっています。 なお、千葉県によりますと、今回の2件が登録されれば、県内の建造物の登録有形文化財は317件になるということです。
チバテレ(千葉テレビ放送)