<『多賀城創建1300年』記念>コンサートに国内外で脚光!地元出身の若手バイオリニスト・郷古廉さん(宮城)
ミヤギテレビ
『多賀城創建1300年』を記念したバイオリンコンサートが、8日開かれた。 ステージに立ったのは、今 国内外で脚光を浴びる宮城・多賀城市出身の若手バイオリニストだ。 柳瀬キャスターリポート)ライトアップされた南門のすぐ近く、こちらの特設ステージで演奏が間もなく始まります。
バイオリンの名器・ストラディバリウスを操るのは、郷古廉さん(31)。 今年4月、日本最高峰のオーケストラ「N響」で、メンバーを率いまとめる第1コンサートマスターに異例の若さで就任したいま、最も注目される若手バイオリニストの1人。
多賀城市は、郷古さんが15歳まで過ごした故郷。 復元された古代の役所「城前官衙」をステージにして、この日のために書き下ろされた曲を演奏した。
♪演奏♪『無伴奏ヴァイオリンのためのレゲンデ(伝説曲)』作曲:吉川和夫 いにしえから未来へつながれる歴史が、表現された。
演奏を聴いた人 「この舞台の背景とぴったり合った演奏で、聞き入ってしまいました」 「多賀城の跡と月明かりの下で、一時期栄えた多賀城の哀愁とコントラストが素敵だと思いました」 「同じ多賀城市民として、とても誇らしいと思います」
多賀城市出身・郷古廉さん(31) 「政庁跡も、子どもの頃からよく来てましたけれど、こういう風に建物が建ったのも知らなかったので、生まれ育った土地でこうして演奏ができる、しかも記念すべき年ですから、すごく光栄でしたし嬉しかったです」