阿波おどり2025年も8月11~15日、規模変わらず
徳島市の阿波おどりを主催する「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」は19日、市内で会合を開き、来年も実行委が主催し、今年と同規模で開催することを決めた。期間は今年と同じ8月11~15日で、11日にアスティとくしま(徳島市)でオープニングイベントを開く。 【画像】流し踊りを披露する踊り手たち(8月12日、JR徳島駅前で) 事業計画によると、踊る場所は今年と同じで、屋外に桟敷席を設置する有料演舞場は藍場浜、南内町、紺屋町の3か所。無料演舞場は両国本町、新町橋の2か所と新町橋東おどり広場やアミコドームなど4か所でおどり広場を設ける。昨年までの前夜祭にあたり、今夏8月11日に開催した「THE・AWAODORI」は、名称変更を検討する。 このほか、委員からは「トラブル防止のために、実行委が設置する会場以外の路上で事前登録なしに踊る連の、代表者の連絡先を把握するべきだ」といった意見や、観客が減る14、15日について「県外の祭りと交流して踊りにきてもらってはどうか」などの要望があった。南海トラフ地震の臨時情報など、災害時の対応に関する意見はなかった。