貴景勝 執念かど番脱出も苦悶の表情 右大胸筋付近負傷か
「大相撲春場所・13日目」(22日、エディオンアリーナ大阪) 大関貴景勝(常盤山)が執念の相撲で勝ち越しを決め、8度目のかど番を脱出した。 【写真】ハンパない分厚さ まさに束 懸賞を受け取る貴景勝 琴ノ若(佐渡ケ嶽)との大関対決で先に左上手を引かれたが、右からすくってしのぐと、相手の強引な上手投げに乗じて体を寄せ、最後は送り出した。 ただ、懸賞金を受け取る際には右腕を振るしぐさを見せ、引き揚げた支度部屋では苦悶(くもん)の表情。右大胸筋の付近を痛めた様子で、取材にも応じなかった。 14日目は霧島との対戦が組まれた。