大谷翔平、本拠地ならHRレベルの“高速スライス打球”がえぐい 171キロが空中で急激変化の衝撃「悔しい」「一瞬、いったかと」
【MLB】ブルージェイズ3-1ドジャース(4月28日・日本時間29日/トロント) 「もし、これがドジャー・スタジアムだったら…」。多くのファンはそう思ったことだろう。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場したこの試合、第1打席で快音を響かせたが…まさかのビッグプレーに阻まれた。 【映像】空中で大きく曲がった大谷、171キロのスライス打球 この試合も勝って対ブルージェイズ戦でのスウィープを目指すドジャース。1回表の攻撃では先頭打者のベッツ内野手がショートゴロに打ち取られ、1死走者なしという場面で打席が回ってきた大谷はブルージェイズの先発、ガウスマンと対戦することに。 昨季は本塁打を放つなど、好相性を誇る相手。それだけに長打が期待され、ガウスマンが投じるストレートとスプリットを慎重に見極め、カウントはフルカウントに。6球目、真ん中低めに来た133キロのスプリットを捉えた。 打球はやや弾道こそ低いものの、ロジャース・センターのバックスクリーンへとグングンと伸びていき、ツーベースヒット以上の長打コースは確実。大谷がチャンスメークをして、続くフリーマン内野手らで返して早速、先制点を奪うと思われたが、ブルージェイズのセンター、バーショ外野手がジャンプ一番でフェンスに激突しながらキャッチしてアウト、センターフライとなってしまった。 ちなみにこの打球の速度は約171キロの超高速打球。グングンと伸びながらもスライスするかのように空中で急速に変化したことでスタンドには届かなかったが、本拠地ドジャー・スタジアムであれば確実にスタンドインしていたであろう一打。それだけにファンからも「惜しかった」「悔しい」「取らないで~」「めっちゃいい当たりだった!!」「一瞬、いったかと思いましたといった声がSNS上に多数見られた。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部