丸山礼、ドラマ現場でミニコント「瀬戸さんが“面白いことないの?”という目で訴えてくる(笑)」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー
◆周りからの反響や、SNSでの盛り上がりはいかがですか? 友達からは会って第一声に「『くるり』、見てるよ」とか、『王様のブランチ』のメンバーの方も『くるり』の話をすごくしてくださいますし、「公太郎がカッコいい」と私に言っていただくので、それをそのままご本人にお伝えするシステムを導入しています(笑)。 SNSも、私のフルネームや香絵で検索して見ています。皆さんがすごく好印象を持ってくださっていてうれしいですし、私と杏璃を演じるともさか(りえ)さんの役柄が「まこっちゃんにとって癒やしになっているんじゃない?」みたいな感じのコメントもあったりして、いい役割をできてよかったなと思います。 ◆周りではどなたが人気ですか? 周りは公太郎さんです。3話で、まことにハンドクリームを塗るシーンが、私もめるると話していたんですけど、すごくセクシーだったというのがありまして。それに公太郎はまだまことのこと好きだよね?みたいなシーンもあるので、周りは公太郎派が多いです。 ◆丸山さん的には公太郎、朝日、律の3人で誰がタイプでしょうか? 私は一番ガツガツ来てくれそうな律。まこと的な立ち位置だと公太郎です。元カレは元カレの思い出があるから、手がかりはたくさん持っていそうで、信頼度も高いからたくさん関わると思います。でも、元カレだから、きっと何かしらがあって別れているので、ちょっと一回置いておきたい(笑)。けど、朝日はちょっと引っ込み思案すぎて、香絵としても丸山としても「もっといけよ!」と思ったりしながら見ています(笑)。そんな中で、律はまことが働くリングショップにも行ってしまうし、「どこで仕入れた情報?」みたいな感じのこともありますが、結構ガツガツ来てくれるので、かき乱してくれるような人がいいなと思います。 ◆香絵を演じるに当たって、意識していることは何でしょうか? 本読みの時から、監督の松木(彩)さんからまことはずっと戸惑っているので、「清涼剤になるような感じでいてほしい」「暗い雰囲気を打ち切るような香絵でいてほしいです」と言われています。 もともと漫画家になりたかったという香絵は夢を諦めて、3Dラテアートの職人になるためにカフェで働いているのですが、髪にインナーカラーが入っていたり、服も派手だったりする中、意外とカフェではシャツを着て真面目に働いています。準備段階では髪をピンクにしようという話が出ていましたが、「もうちょっとマイルドでもいいかも」となって、みんなでいろんな意見を出し合って、ワイドめの前髪にしてみたりと、「個性があるけど、いろんな人生経験しているような役にしたい」という思いでヘアメーク含め香絵を作っています。 ◆役作りをする中で、ご自身で考えた裏設定などありますか? 夢を諦めて違う職業についているけど、でもその延長線上にいるなと思いました。香絵は絵を描くことはずっと好きで、それはそのまま生かせたらいいなと思っています。それにカフェでは、朝日の相談に乗ることがあって、その相談を通して恋愛について言及するシーンがとても多いので、恋愛を語れるということは恋愛マスターなのかなと。まことの向かい側の部屋で、香絵がどんな恋愛をしてきて、どれだけ傷ついてきたり、楽しい思いをしてきたんだろうなみたいなのは、私はそんなに経験がないので、ちょっと妄想しながらやっています。 ◆丸山さんご自身の居場所は、どんな場所ですか? 20歳から21歳ぐらいの時に出会った人とは、いまだにプライベートで遊んだり、人生で何かあった時に相談したり、ふと誘ってご飯を食べたりします。なんでこの時に会った人なんだろうと思うのですが、自分が芸人になって、仕事がないけど、若いから遊びたいという時にお会いして、そういう時にご飯を食べさせてくださったり、いろんな話を聞いてくれたりしたんです。私が夢を語っていた人には「こんなふうになれてよかったね」と言われて、今までよりいいお家に引っ越したら泣いて喜んでくれたりとか、ずっと応援してくれている人といるようになりました。