オレンジのテント輪島に再び 10日屋内朝市
能登半島地震で大規模火災に見舞われた輪島朝市が10日から輪島市中心部で営業するのを前に、9日、会場の商業施設にイメージカラーであるオレンジ色のテントが設営された。商店主は震災後初めてとなる地元での商いを心待ちにしながら準備を進めた。 朝市が出店するのは宅田町の「パワーシティ輪島ワイプラザ」で、初日は午前9時から野菜や鮮魚などを扱う35店舗が営業する。営業開始を翌日に控え、朝市組合の冨水長毅(とみずながたけ)組合長は「大きな一歩だ。多くの人に来店してもらい、頑張っている組合員の姿を見てほしい」とあいさつし、関係者でガンバロー三唱した。