「いぬやめるの…?」 130センチのサークルを必死に登る姿に「SASUKEに出られそう」の声
室内に置かれたサークルを必死でよじ登っている四国犬。サークルの一番上に手をかけて、今にも脱走しそうな姿が、X(ツイッター)で大きな注目を集めています。いったい、何があったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】「いぬやめるの…?」 サークルを必死に登る四国犬 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
サークルの網に手足をかけてよじ登る四国犬
「130センチあるのに……いぬやめるの……?」 そんなコメントとともに投稿された写真には、1匹の四国犬が。サークルの網に手足をかけて、一生懸命によじ登っています。上から顔を出し、今にも飛び越えそうです。 投稿には、8000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「すごい! もう少しで攻略しちゃう!?」「あぁ~檻から脱走を図ろうとしてる、脱走兵じゃなく脱走犬」「SASUKEに出られそう」「忍者に転向します!」など、多くの声が寄せられています。
海珠ちゃんがサークルをよじ登っていた理由
サークルをよじ登っていたのは、四国犬でもうすぐ3歳になる「海珠(みじゅ)」ちゃん。飼い主さんは以前も四国犬と暮らしていたそうで、先代犬と同じ団体から海珠ちゃんをお迎えしました。 明るく寂しがり屋、そしてちょっぴりわがままという天真爛漫な性格。子いぬの頃からよくサークルに登って、脱走しようとしていたそうです。今では大人になり、普段はサークルから出たくても、前足でガシャガシャと揺らす程度なのだそう。ところが、話題の写真が撮影されたときは、必死になる理由がありました。 「余震が続いて不安になってしまい、サークルを登ろうとしている必死な瞬間です……」
海珠ちゃんは、1月1日に発生した能登半島地震の全国瞬時警報システム(Jアラート)がきっかけで、警報音が鳴ると怖がるようになってしまったそうです。11月27日にもJアラートが鳴り、海珠ちゃんがパニックになってけがをしないようサークルに入れたところ、よじ登ってきてしまったそうです。 その後、地震は収まったものの、海珠ちゃんはサークルから必死に出ようとしていました。最後は、飼い主さんが海珠ちゃんを抱っこして、下に降ろしてあげたそうです。 地震発生時は、まず飼い主さんが落ち着くことが大切です。地震が起きないことに越したことはありませんが、もし発生したときは、落ち着いて愛犬と自分自身の命を守る行動をしましょう。 ○取材協力:海珠 四国犬(@shikoku_mijyu)さん
Hint-Pot編集部