スロベニアもパレスチナ国家承認、ガザ戦闘停止へイスラエルに圧力
[リュブリャナ 30日 ロイター] - スロベニア政府は30日、パレスチナを国家として承認すると発表した。今後、議会の承認が必要になる。 28日にはスペインとアイルランド、ノルウェーがパレスチナ国家を正式承認したばかり。 イスラエルは直ちに反発し、カッツ外相はイスラム組織ハマスの殺人と強姦に対する報酬だと非難した。 スロベニアのゴロブ首相は記者会見で「政府はパレスチナを独立した主権国家として承認することを決定した」と表明。また「これは平和のメッセージだ」とし、パレスチナ自治区ガザでの即時戦闘停止と人質全員の解放を訴えた。 各国のパレスチナ国家承認はイスラエルにガザ紛争を終わらせるよう圧力をかける狙いがある。 リュブリャナの政府庁舎前ではスロベニア、欧州連合(EU)と共にパレスチナの旗も掲げられた。