乃木坂46、12周年ライブで新曲サプライズ披露 センター山下美月「まさかのディスコサウンド」
■「1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」
ここからライブはいよいよ後半戦。クライマックスへ向け、「ごめんねFingers crossed」「君に叱られた」などの表題曲で会場を盛り上げていく。本編ラストの前には今回が最後のバスラ参加となる山下が自身の思いを語った。 「1秒1秒すごく幸せなバースデーライブでした」と振り返った山下は、少し声を詰まらせながら、「私自身はこれで最後のバースデーライブになっちゃうんですけど、すごく寂しいです」と思いを明かした。そして、メンバーやスタッフへの感謝や思いを語り、「次のバースデーライブには私はいないんですけど」と話しながらも、メンバーや新たに加入する6期生への期待を込め、「これからも乃木坂46の応援をよろしくお願いします」とファンへ呼びかけた。ラストは山下がセンターを務める「僕は僕を好きになる」で本編を締めくくった。 本編終了後もアンコールの声が止まない中、ここできょう1番のサプライズが。35枚目シングルの初披露だった。タイトルは「チャンスは平等」。披露後、センターを務めた山下は「まさかの35枚目シングル、ディスコサウンドとなっております! 皆さんと一緒に掛け声ができるところがあったりとか、覚えやすい振り付けになっているので、ライブで盛り上がってほしいと思います」と解説。明るい楽曲に「個人的には最後の参加になるので、皆さんとメンバーとも笑顔で終わることができるんじゃないかな」と思いを語った。 サプライズの後には「他人のそら似」「好きというのはロックだぜ!」でさらに盛り上げ、ラストは「乃木坂の詩」。会場は乃木坂46カラーの紫色に染まった。 キャプテンの梅澤美波は4日間を振り返り、「全日違うセットリスト、正直すごく過酷でした」と吐露。「でもこれが乃木坂の伝統で、私たちにとっての試練だと思います。バースデーライブは乃木坂46にとって大きな武器になります。これから先もずっと守っていきたいと思います」と力強く語り、「乃木坂46は13周年に向けて走っていきます。皆さん、これからもついてきてください!」と呼び掛け、4日間で123曲(※)、合計10時間におよぶバースデーライブの幕を閉じた。 ※「乃木坂の詩」はDAY1、DAY4で披露したため、延べで数えると124曲。 乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」DAY4、3月10日公演のセットリストは以下の通り。 Overture 1.おひとりさま天国 2.Monopoly 3.人は夢を二度見る 4.価値あるもの 5.ざぶんざざぶん 6.もしも心が透明なら 7.アトノマツリ 8.命の冒涜 9.錆びたコンパス 10.悪い成分 11.思い出が止まらなくなる 12.僕が手を叩く方へ 13.ジャンピングジョーカーフラッシュ 14.絶望の一秒前 15.いつの日にか、あの歌を… 16.17分間 17.Wilderness world 18.踏んでしまった 19.Actually… 20.最後のTight Hug 21.ここにはないもの 22.誰かの肩 23.ごめんねFingers crossed 24.バンドエイド剥がすような別れ方 25.全部 夢のまま 26.君に叱られた 27.僕は僕を好きになる EN1.チャンスは平等 EN2.他人のそら似 EN3.好きというのはロックだぜ! EN4.乃木坂の詩