タイガースの若手ホープは? 阪神、来季のブレイク候補(2)監督期待の”次世代エース候補”も
今季はリーグ2連覇を逃し、悔しい2位という結果に終わった阪神タイガース。今オフには藤川球児監督が就任し、来季は再びリーグ優勝・日本一を狙いに行くシーズンとなる。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる阪神の選手を紹介する。
門別啓人
投打:左投左打 身長/体重:183cm/86kg 生年月日:2004年7月10日 経歴:東海大札幌高 ドラフト:2022年ドラフト2位 将来の先発ローテーション候補として、期待を受けている門別啓人。次世代エース候補の一人である。 東海大札幌高から、2022年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。高卒1年目から一軍のマウンドに立つと、9月30日の広島戦でプロ初先発を果たし、5回無失点の好投を見せた。 同秋のキャンプでは前監督の岡田彰布氏から絶賛され、高卒2年目の今季は開幕一軍入りを果たした。だが、5月3日の巨人戦で先発した際には3回6失点(自責点4)。相手の4番・岡本和真に2点本塁打を浴びるなど、悔しい登板となった。 それでも、ファームでしばらく腕を振り、8月24日の広島戦で再度一軍で先発。同試合では負け投手にこそなったが、5回2失点と試合を作った。 10月のみやざきフェニックス・リーグでも登板機会を得ると、同8日のサムスン戦では6回8奪三振無失点。5者連続三振を奪うなど、片鱗をのぞかせた。 一方、今秋ドラフトでは期待の若手右腕・今朝丸裕喜が2位指名を受けて入団。門別からすると、ライバルがまた一人増えたと言える。 来季は無論、プロ初勝利を期待したいところ。藤川球児監督が指揮を執る新生・タイガースで、門別は一軍戦力に加われるだろうか。
ベースボールチャンネル編集部