“母の日”に欲しいもの――「圧倒的1位」は? プレゼントの平均予算額はいかに?…最多は群馬県ナゼ【#みんなのギモン】
■「プレゼント贈る」は8.6ポイント↑
菅原解説委員 「母の日どうしよう、とまだ準備ができていな方はぜひ参考にしてください。日本生命が行ったアンケート調査では、母の日に母親や配偶者などにプレゼントを贈ると答えた人は75%と、去年より8.6ポイント上昇していました」 「コロナ禍が明けて母の日に直接会ってプレゼントを渡したり、外食をしたりする人が増えたということです。気になるプレゼントの金額ですが、アンケートでは贈る側の予算ともらう側の希望額、両方に聞いています」 「贈る側の予算の平均は5948円。そして、もらう側の希望額の平均は4143円と予算額より1800円ほど低いという結果になりました」 森アナウンサー 「あくまで気持ちが大事だと思いながらも、この数字を見るとどこかほっとしている自分がいます」
■群馬出身の斎藤キャスターに聞く…ナゼ
菅原解説委員 「都道府県別でも調査していて、予算が一番高かったのは群馬県で6987円でした。斎藤さんは群馬出身ですが、何でだと思いますか?」 斎藤キャスター 「これは分かります。群馬県は『かかあ天下とからっ風』という言葉があるぐらいなので、かかあが天下なんですよ」 菅原解説委員 「この調査では理由までは調べていないので分かりませんが、『かかあ天下』は群馬の名物とまで言われていますから、お母さんが強いことは関係しているのかもしれないですよね」 森アナウンサー 「何で群馬はかかあ天下なんですか?」 菅原解説委員 「群馬は古くから絹織物の生産が盛んで、養蚕や機織りの仕事を女性が担ってきた部分があります。昔から女性が大変活躍していて、夫が『うちのかかあは天下一』と言ったのが始まりだそうです。近年では『強いお母さん』と、意味が若干変わってきているようです」
■「プレゼントを贈る」割合が上位の県
菅原解説委員 「日本生命のアンケートでは、そもそもプレゼントを贈るかどうかも調べています。都道府県別では、プレゼントを贈ると答えた人の割合が一番低かったのが鳥取県。それでも65.7%と6割以上です」 「一方で割合が高かったのは3位が秋田県で88.7%、2位が福島県で89.8%、1位は佐賀県で91.4%と9割以上という結果になりました」 河出アナウンサー 「なぜ佐賀県が9割以上とこんなに多いのでしょうか?」 菅原解説委員 「これも理由は調べていないので分からないのですが、お母さんが佐賀県出身というevery.のスタッフに聞いてみたところ、『母の日はちゃんと祝ってね』という熱量をものすごく感じるそうです」 森アナウンサー 「代々、伝統としてつながっているのかもしれませんね」 菅原解説委員 「あくまでevery.のスタッフ1人の話なので、佐賀県全体がどうなのかは分からないんですけれども…」