現在は割烹を営むこめお

　1分間格闘技「ブレイキングダウン」で知られる〝闘う料理人〟こめおが23日、自身の「X」（旧ツイッター）を更新。インフルエンサーから経営者へ転身することの難しさを語った。 　こめおは「ブレイキングダウン」の出場で注目を集めると、昨年、料理店「割烹こめを」をオープン。現在はオーナーシェフとして店舗を運営している。 　そんなこめおは「経営者とインフルエンサーでは求められる性質が違う」と切り出すと「経営者は謙虚さ、誠実さが必要。インフルエンサーは一種の傲慢さが必要」とどちらの立場も経験した身として分析した。 　さらに「この傲慢さというのは人気になりたい、有名になりたいと頑張る子よりも、人としての何らかの欠点がある方が絵が面白くなる」と〝バズる〟インフルエンサーの特徴を指摘。 「そうして初めて欠点が＋になれる。ただ欠点のある人は人として未熟だったりもして、人気になると傲慢にもなる。（俺のケース）　ただ、角が取れて傲慢さがなくなってくるとつまらなくもなる、永遠のジレンマだな。俺はここに苦悩してる」と実力を重視し尖っていた格闘家時代から、〝客商売〟のシェフへの転身にジレンマが付きまとっていることを明かした。 　また「SNSで飯を食うインフルエンサーの寿命は10年がいいところ」「5年くらいで大抵消えます」との私見を示すと「年齢や流行のSNSが変わるから。その後のライフプランを考えたら、経営をしないといけない」とインフルエンサーたちがこぞって経営者に転身する理由も明かしている。